Wellingtonのセンターから南東のMIramar(ミラマー)という地域、坂の多いWellingtonの中で珍しく平らな住宅街が広がっています。平屋のお家が道路沿いに並んで建てられている感じはサイパンのようなのんびりした雰囲気。
実はこの地域には世界でも有名なWeta DegitalというVFX制作会社や映画撮影の大きなスタジオもあるのです。確かにお昼時には何となくそれらしい感じの若い人達が歩いているような。
1.Miramarって
2.周辺地域
3.Wetaについてちょっとだけ
1.Miramarって
CBD方面からMiramarへ来る時 ”Wellingto～ｎ”のサインが見えたらMiramarの入り口です。
このサイン、当初”HOLLYWOOD"ならぬ”WELLYWOOD”という案だったようですが、市民の反対にあい投票の結果”Wellingto～ｎ”になったようです。
良かったねっ！
空港もすぐそこ！飛行機が離着陸を繰り返しています。首都の国際空港ですが、実際には国内線がほとんど。
因みに、家探しをしているときに不動産屋さんが、「MiramarはCenter of Mediaだよ」って言っていました。Wetaもそうですが、プケコ・ピクチャーズという子供向け３Dアニメを作る会社、（その昔はサンダーバードにも関わった）もこの地域にあります。
でも、普通の住宅地にしか見えないです！New Worldがあるので便利です。
2.周辺地域
CBD方面から来ると、スポーツのイベント、学生の練習などに使われているかっこいい建物ASBスポーツセンターが見えます。その界隈がKirbirnie。プール施設、Pac’nSave, アジアンスーパーがあり、銀行も一通りここにあります。Lyall Bayショッピングモールまで行くとBunnings、The Warehouse、Briscoes、Rebel Sport,、Noel Leemingなどなど、ここに必要なお店がすべてあります。そして波待ちをしているサーファーにも出会えちゃう。サザンの音楽が聞こえてきそうな雰囲気！
空港の反対側にはゴルフ場、Scots CollegeがあるStrathmore Park、そして外海へ向かってSeatounがあります。うちの旦那さん、Seatounに住みたいと言っていたのですが、ご縁がありませんでした。家を出たらのんびりビーチが広がっているなんて素敵！と思ったようですが、今思うと、ここにはスーパーがない！私は大変だったかも。
これがMiramar含め空港周辺になります。
3.Wetaについてちょっとだけ
Wetaは映画監督のピータージャクソンとプロデューサーのリチャードテイラーによって設立され、今や世界中から優秀なスタッフを集めて、大作映画の制作をしています。アバター、ホビット、ロード・オブ・ザ・リングは有名、その他にも沢山の映画に携わっているそうです。
以前Wetaでアバターの仕事をしたことがある友人と話したのですが、NZは親戚との距離が遠すぎて数年住んでからアメリカに戻ったと言っていました。確かにアメリカもヨーロッパも遠い！
製作技術はこの上なく素晴らしいのですが、気鋭のアーティストたちが住むにはあまりにも長閑すぎるというか、驚くほど何もない住宅地にぽつんとあるのがやっぱり不思議です。
アバターのジェームスキャメロン監督は、NZが気に入って移住、Wellingtonから少し郊外に土地も農場も買ったという話です。コロナ渦、鎖国状態のNZですが、アバター制作御一行は特別許可で入国してすでに制作を始めているようです。
Wetaについては別の記事で紹介します。
Weta_ニュージーランド ウェリントン