NZのスーパーで買える私のおすすめソフトドリンクをご紹介します。
Charlie's(ブランド)
NZ生まれのジュースブランドのチャーリーズは1998年に設立され、水も保存料も加えず、フルーツをそのままパッキングしたジュースを販売しています。それまでのジュース業界の表示のいい加減さ(100%といいつつ砂糖や水を加えていたり、産地の表示が曖昧だったり)に反旗を翻し、濃縮還元もしないという徹底ぶりです。価格設定はやや高いにも関わらずとても人気があります。特に缶入りのHONEST FIZZシリーズのオレンジマンゴー味が美味しいです。NZ特有の果物フィジョア味もおすすめです。生果物のちょっとした苦味などもしっかりと味になっていて生々しさを味わえます。コーラの実の味がするHONEST COLAは癖が強く好き嫌いが分かれます。
Bandaburg(ブランド)
バンダバーグは1960年にオーストラリアで家族経営の瓶詰・発酵事業としてスタートしました。ジンジャービアはビアといいつつ基本的にノンアルコールで、水・生姜・砂糖・ドライイースト・レモンジュースなどを発酵させたものです。日本ではあまりポピュラーではありませんが、体にも良くオセアニア地域ではとてもよく飲まれているみたいですね。ジンジャーエールよりも生姜の風味が効いていてキリっとした飲み口です。バンダバーグの中ではパッションフルーツ味とピーチ味がおすすめ。微炭酸なので我が家の炭酸飲料の苦手な息子も好き!蓋が空けにくいのだけどうにかしてほしいです…(笑)
Fentimens(ブランド)
フェンティマンズはイギリスに本社を置くボタニカル・ブリュワリーで、1905年以来、根、樹皮、花などの原料を使用したボタニカルソーダを醸造しています。1960年代にスーパーマーケットの清涼飲料水市場への参入により廃業しましたが、100%天然素材を使用したオリジナルの方法で1988年に再創業し、ヴィンテージ商品の需要が高まる中、再び人気が出てきたようです。チェリーコーラやタンポポ&ゴボウ味のソーダ、ローズレモネードなどユニークなフレーバーが多いのが楽しいですね。蓋も空けやすいのがグッド。
Cordial
コーディアルはもともと滋養強壮効果のある食品やアルコール飲料の総称でしたが、イギリスやオーストラリア、NZでは、ハーブや果物を漬け込んで濃縮した甘いノンアルコール飲料のことを指します。大抵は水や炭酸水で5倍~7倍くらいに薄めて飲みますが、ワインやジンを加えてカクテルにしたり、紅茶に加えてフレーバーティーにしてみたり、ゼラチンを加えてゼリーにしてみたりといろいろ応用ができるのも良いところ。カウントダウンブランドの一番お手頃なものでもけっこう美味しいです。味はBlackcurrantがおすすめ。
Spirulina
スーパーのスムージーコーナーを見ていると深緑色の青汁のような飲み物がありました。栄養価の高さと抜群の消化吸収力で近年注目されているスピルリナです。健康食品としてNZで注目されて以来世界中に広まりました。免疫力の回復やアレルギーの抑制効果などもあると考えられていて、宇宙食としても研究されているのだそうです。スムージーになっているタイプのものは他の果物も入っていたりするので飲みやすいですが、タブレット上になっているものや薄めて飲むタイプのものも売っています。
Kombucha
スーパーでよく見かけるコンブチャはよく「昆布茶」と勘違いされやすいですが、昆布茶とコンブチャは全く別物です。コンブチャは基本的に紅茶や緑茶と砂糖、微生物によってつくられる飲み物です。確かに日本では紅茶キノコと言いました。多様な微生物を含み健康に良いとされ、近年注目されています。自家製造している人もけっこういて、ゲル状の「マザー」と呼ばれる株を分けてもらえば自家製コンブチャを楽しめます。市販のものはけっこう当たりはずれがあり、好き嫌いが分かれがちですが、Homegrownの緑茶ジンジャー味のコンブチャは爽やかで美味しかったです。